越前屋嘉孝

Yoshitaka Echizenya


画家

 
   
   
越前谷嘉高の絵に現れてくる空間は、情景そのものよりも、そこに流れる時間が描かれているように感じる。それは時間が止まったように感じるのではなくて、絵の向こうには、絵のこちら側よりずっと長く時間が流れていて、これからも長く流れ続けて行くであろうと。

エディション・ワークスの企画による作品は「空蝉の声」「宵の影」「黄昏の色」など、銅版画14作品です。越前谷のパステル画などに見られる、光に包まれた時間ではなく、ほの暗さから漆黒の闇に向かう時間が流れています。
 
 
  
 
 
   

 

宵の水浴 / 宵の影
1993
メゾチント
   
 
 
空蝉の声
1993
メゾチント
黄昏の色
1993
メゾチント
   
 
略歴

   
1961
1984
1986
北海道に生まれる
多摩美術大学絵画科卒業
多摩美術大学大学院美術研究科修了
   
主な個展

   
1986
1987

1989

1990
1992

1993
1994

1995
1997
2001
2003
かねこ・あーとG1/東京
ルナミ画廊/東京
コバヤシ画廊/東京('88)
ギャラリー青山
木と人物-安息の烙印  コバヤシ画廊/東京
THE NINETIES Vol.7  コバヤシ画廊/東京
コバヤシ画廊/東京
繧繝彩色  インフォミューズ
銅版画展  コバヤシ画廊/東京
ルートギャラリー/東京
ギャラリー手/東京
コバヤシ画廊/東京('98,'02,'04)
ギャラリー手/東京
桜華書林/長野
TARO NASU GALLERY/東京
   
主なグループ展

   
1985
1986
1988
1990
1991
1992


1993
1994

1995
1996
1997

1998

1999
2000
2001
2003
絵画と彫刻の新世代展<諏訪直樹、戸谷成雄と>  佐谷画廊/東京
第5回平行芸術展  小原流会館/東京
Art in Bookshop アルケーとバイオ  カンカンポア渋谷西武ロフト館/東京
ミュージアムシティー天神  天神町/福岡
箱の世界 do it yourself  水戸芸術館/茨城
TEMPVS VICTVM 生きられた80年代  エスパスOHARA/東京
北海道・今日の美術 10人の原自然-胎動の森・脈打つ水  北海道立近代美術館、北海道立旭川美術館、
北海道立函館美術館、北海道立帯広美術館
第12回平行芸術展 全面展開期の絵画-II  エスパスOHARA/東京
金曜日のまれびとたち その2  なびす画廊/東京
VOCA展'94  上野の森美術館/東京
水戸アニュアル'95「絵画考-器と物差し」 水戸芸術館/茨城
匍匐は跳躍  なびす画廊/東京
Each Artist, Each Moment 1997  ギャラリーGAN
存在の夢  キッシェリ美術館/ブダペスト
VOCA展'98  上野の森美術館/東京
京橋界隈'98<黒川弘毅との二人展>なびす画廊/東京
ペインティグ・フォー・ジョイ:1990代日本の新しい絵画  国際交流フォーラム/東京
エロスとペリパトス<黒川弘毅との二人展>  コバヤシ画廊/東京
2月のおくりもの  なびす画廊/東京('04)
新年のおくりもの  なびす画廊/東京
   
パブリックコレクション

   
  国際交流基金
パーク・ハイアット東京
   
主な取り扱い画廊

   
  コバヤシ画廊
TARO NASU GALLERY
   
 果てしなき逍遥 2002年 910×910mm
 acrylic on canvas
見知らぬ水辺 2002年 1167×910mm
acrylic on canvas
 越前谷嘉高 展 2002.10.21-11.2 より コバヤシ画廊企画室
 撮影:末正 真礼生 写真提供:コバヤシ画廊企画室
伊勢の歌 2003年 1620×1310mm
acrylic on canvas
弓矢のたとえ 2003年 805×805mm
acrylic on canvas
写真提供:TARO NASU GALLER
 
 
   
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