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赤塚祐二 Yuji Akatsuka |
赤塚祐二の新作木版画展『ケージとカナリア』が、新富町のRED AND BLUE GALLERYにて10月25日から開催中です。
赤塚祐二は数年前から少しずつ、自分で彫り、自分で摺るという形で木版画の制作を行ってきました。
そして今回、エディション・ワークスでは、赤塚祐二の10年ぶり、6度目の企画として、この木版画シリーズを制作することとなりました。
『ケージとカナリア』 と題された、5点からなるこの木版画シリーズは、抽象性の中にも具体物を想起されるような形象が各作品に一つずつ描かれています。それらは、見る側の見方によって様々に変容するくらいの曖昧さを残しており、そのことによって、それぞれの心の中にある、記憶された情景へと結びついていくかのようです。
また、彫られた木版のぬくもり、和紙と水彩絵の具の柔らかな触感が映像の魅力を強く引き出しています。
今回の作品は、原画となるドローイングから、赤塚が色版の分け方を検討、設定し、トレースから彫りまで、すべて自身で行いました。
そこには、その作家自身の主観による「版割り」がもたらす、際立った有機性が生まれています。そして、それらの版を摺り合わせる時に発生する、作家の想定とは違った形で生まれる現実が、次への展開を生み出していきました。
そして、摺りもすべてバレンで行われ、摺りの行程でさらにその複雑な有機性が増幅されています。
版画の原初に立ち戻ったような技法による、赤塚祐二の新作木版画をお楽しみください。
尚、展覧会では、新作のドローイングも展示されています。
また、11月2日土曜日からは、画廊オフィスにて、旧作版画も久しぶりに展示される予定です。合わせてご覧下さい。
●赤塚祐二個展『ケージとカナリア』
2013年10月25日(金)〜11月16日(土)
RED AND BLUE GALLERY
東京都中央区新富 1-5-5 トーア新富マンション 102 TEL:03-6280-5287 |
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11月5日より、エディション・ワークスにて『赤塚祐二版画展 「ことり」を中心に』を開催します。
展示の中心は、赤塚祐二の銅版画と、夫人西元直子の詩による詩画集『ことり』。
額装作品だけではなく、大型の詩画集を本の形で見ていただくことが出来、アーティストブックならではの魅力をご堪能いただけます。
そして展示されている同時期に制作された大型銅版画『hana(white)』や、その他、額装展示されていない作品もご要望に応じてご覧いただけます。
最新作のRED AND BLUE GALLERYで展示中の『ケージとカナリア』 に至る、長年の版画制作の変遷をお楽しみください。
ロケーションは新宿から約30分、都心ではなく、ご足労をおかけしますが、制作現場での展示をお楽しみいただけることと思います。
尚、版画工房内での展示の為、アポイント制とさせていただきます。
お電話、またはメールにてご予約いただきますようお願いいたします。原則的には土日も対応可能です。
●『赤塚祐二版画展 「ことり」を中心に』
2013年11月5日(火)〜11月30日(土)
Edition Works へのアクセス
東京都調布市飛田給1-26-2 TEL:042-489-9799 |
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山口藍 Ai Yamaguchi |
9月18日から静岡市東海道広重美術館にて開催中の『浮世絵POP 江戸〜現代のポップカルチャー』展に、山口藍の木版画『けぬる』が展示されています。
浮世絵を日本におけるポップアートの先駆者と解した今展では、館所蔵の歌川広重『東海道五十三次』や希少な『中津川』を含む『木曾海道六拾九次之内』を中心に110点に及ぶ浮世絵と共に、グラフィックデザイナーや現代美術作家の木版画が展示されています。
山口藍はデヴュー当初から、江戸の文化、風俗を下敷きに、ポップと言える表現を続けて来ました。
エディション・ワークスでは2002年から版画の制作を行っていますが、リトグラフ、エッチング、デジタルプリント(シルクスクリーン併用)など、他のメディアによる制作が多く、今回展示される『けぬる』は独立した作品としては唯一の木版画です。
広重の歴史的な作品群や、伝統木版工房において制作された木版画作品の中でどのような存在として見えるか、展示作品は一点のみですが、大変重要な機会だと考えています。
世界遺産登録となった富士山とともに、そして浮世絵で表現された富士山とともにお楽しみください。
●『浮世絵POP 江戸〜現代のポップカルチャー』
Part1:2013年9月18日(水)〜10月14日(月・祝)/ Part2:10月16(水)〜11月17日(日)
静岡県静岡市清水区由比297-1 TEL:054-375-4454 |
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山口藍の木版画『けぬる』 |
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金田実生 Mio Kaneda |
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東日本橋のギャラリー・ハシモトにて開かれた、金田実生の個展『現のそら言』は終了しました。
100号の油彩を中心に、じっくりと、彼女の視点で今という時を見つめた作品び、キャンバス作品に引けを取らない、紙の作品もとても魅力的な展示でした。
なお、金田実生は来年1月11日から損保ジャパン東郷青児美術館で始まる「クインテット - 五つ星の作家たち」の5作家の一人として選ばれ、参加いたします。そちらもお楽しみに。
目の前に見えるもの。ふとした時間のすきま、目の先にあるものが本当のものか迷うことがある。これは真実なのか、そら言か。ものごとの軸がずれる時、常態は散り散りとなる。 起きてしまったこと、これから起こること。 無意のものごとは落としも静めもして、私は落胆したり助けられたりする。 |
金田実生 |
●金田実生個展『現のそら言』
2013年10月4日(金)〜10月26日(土)/ 休廊日:月曜・日曜・祝日
GALLERY HASHIMOTO 東京都中央区東日本橋 3-5-5 TEL:03-5641-6440
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++++++ 企画作家 活動ニュース ++++++ |
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〈 復興支援 Edition R 〉 |
Edition R の R は Rebirth (再生・復興)の R 。アーティストのご賛同、ご協力をいただき、寄付を目的とした版画シリーズを制作、販売しています。
2013年9月30日、皆様のご協力によりあしなが東日本大地震・津波遺児支援に第7回目の寄付を実行することが出来ました。詳しくは以下をご覧下さい。
vol.3
の作品制作は現在準備中です。
尚、青木野枝の『空の水』は残り5部のみとなりました(10月6日現在)。ご購入をご検討の方はお早めに。 |
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