2003-08-03
暑中お見舞い申し上げます

ようやく梅雨も明け、本格的な夏がやって参りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
エディション・ワークスのホームページは準備が一応整い、関係各位にもご連絡できる状態となりました。これからも、まだひきつづき過去の作品情報を拡充しながら、新しい活動のニュースや作家情報など、版画工房ならではの内容を盛り込んで更新して行きます。
これからのホームページ作成や、工房全体の運営方針にも反映させて行きたいと思いますので、ご覧いただいたご感想をお寄せいただければ幸いです。


工房・作家ニュース

山口藍 「すくうとこ」 これは ロス・アンジェルスで開催される個展のタイトルであり、エディション・ワークスで企画・制作している、小さな銅版画集のタイトルでもあります。
L.A. のギャラリーは 
Roberts & Tilton(ロバーツ&ティルトン)6150 Wilshire Blvd.Los Angeles, CA 90048 USA
Tel: 323 549 0223 Fax: 323 549 0224 期間は9月6日から10月4日までです。ご旅行される方は是非お立ち寄りください。
銅版画集「すくうとこ」は、この展覧会で壁画やタブローとともに発表されます。はがきサイズくらいの、様々な色の和紙に雁皮刷りをした、エッチング・ドライポイントの12点組(予定)、ちょっと変わったきれいなケースに入ることになります。次回のニュースで画像をお見せし、又、作家情報もアップする予定です。

「青木野枝−熊と鮭に」展  大好評の個展ですが、終了間近、8月10日(日)までです。青森市合子沢山崎の国際芸術センター青森。エディション・ワークスで制作した銅版画も展示。越後妻有トリエンナーレ 2003 にも参加。こちらは9月7日まで開催中。
青木野枝さんは このたび 第33回 中原悌二郎賞 優秀賞を受賞されました。活動にいっそう弾みのつくことと思われます。

新潟県立万代島美術館 開会記念展 I 絵画の現在 (〜8月17日)が、新しくオープンした美術館にて開かれています。11人の作家が参加しますが、エディション・ワークス関係の作家としては、辰野登恵子さんと日高理恵子さんが出品しています。2作家とも、近作、新作のスケールの大きいタブローが多数展示されています。

宮城県美術館 アート・ウォッチング・part 2 (〜8月31日)この展覧会は新旧45人の作家による五感で感じる美術ということをテーマとしたグループ展。日高理恵子さん、堀浩哉さんが出品しています。

日高理恵子さんは、この他に、 水戸芸術館現代美術ギャラリー こもれび展 (8月9日〜10月5日)と
熊本市現代美術館 -CAMK流- 現代『日本画』の精華 (9月6日〜10月19日)にも出品。

グループ工房内でのオフセット校正機によるリトグラフの制作は、7月中旬に機械がもう一台入り、二台体制となり、順調に稼働し始めました。以前よりお待たせする時間が短くなりました。