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池内晶子 Akiko Ikeuchi |
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(東京/日本橋)にて企画展『秘密の湖〜浜口陽三・池内晶子・福田尚代・三宅砂織〜』が開催中です。詩人の高橋睦郎氏を顧問に、銅版画、インスタレーション、写真と、手法は異なれどどれも非常に繊細で、同時に迫力のある作品が揃っています。
地下にはほの暗い空間の中に浮かび上がるように池内の立体作品(絹糸によるインスタレーション)『Knotted Thread-red-h86cm - Φ22cm』が展示されています。地下のこの空間に洞窟のイメージを重ね合わせ、その暗がりの中に浮かび上がる作品はこれまでの池内作品とは違った激しさが感じられます。
2005年に gallery21yo-j とエディション・ワークスとの共同出版で制作した銅版画シリーズ『Eleven Notes』は1階に展示されています。(『Eleven Notes』は11作品を三期に分けての展示替えとなります。)
期間中には出品作家によるギャラリートークやメゾチントのワークショップも行われます。
池内晶子 x 木下長宏(美術史学者)対談「時とともに巡るもの」は 2013年6月22日(土)15:00〜16:00 開催です。是非ご参加下さい。
●『秘密の湖〜浜口陽三・池内晶子・福田尚代・三宅砂織〜』
2013年5月18日(土)〜8月11日(日) ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7 TEL 03-3665-0251
尚、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、当美術館のご協力により、エディション・ワークスが主催する復興支援 Edition R 作品のチラシを置かせて頂いています。お手に取ってご覧いただければ幸いです。 |
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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションの展示風景 (左下は木下長宏氏(美術史学者)との対談、右下はエッチング作品展示風景) |
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津上みゆき Miyuki Tsugami |
倉敷の工房イクコで津上みゆき展『View-絵になることを待っている』が開催されました。ペインティングとともに新作木版画
『View from 13 thoughts』の2作品も展示されました。又、復興支援 Edition R 作品は引き続き展示されています。
尚、津上みゆきは 五島記念文化賞 美術部門 平成25年度新人賞を受賞し、本年7月より約一年間、イギリスを中心にヨーロッパでの研修を行います。
出発前の最後の個展です、ご旅行の方、ご近在の方は是非足をお運び下さい。
津上は、同じく倉敷の大原美術館で開催中の『Ohara Contemporary』へも出展しています。そちらも合わせてご覧下さい。
そして、7月4日からは鹿児島の Mizuho Oshiro ギャラリーにて『グループ展 2013 - 津上みゆき・栄水亜樹・藤堂・岩名泰岳 - 』が始まります。
津上みゆきは新作木版画 『View from 13 thoughts』 の2作品を展示します。
●津上みゆき展『View-絵になることを待っている』
2013年6月8日(土)〜6月19日(水)
工房イクコ 岡山県倉敷市中央 1-12-9 TEL 086-427-0067
●『グループ展 2013 - 津上みゆき・栄水亜樹・藤堂・岩名泰岳 - 』
2013年7月4日(木)〜9月3日(火)
Mizuho Oshiro ギャラリー 鹿児島市紫原 6-51-25 TEL 099-813-5460
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工房 IKUKO 展示風景 |
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木版画(リトグラフ併用)『View from 13 thoughts』 |
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辰野登恵子 Toeko Tatsuno / 日高理恵子 Rieko Hidaka |
東京国立近代美術館では、昨日6月14日より『プレイバック・アーティスト・トーク展』というグループ展が始まりました。
12人の画家が自作について語ったトーク映像のダイジェストと、当美術館コレクションとなっている作品を併設して展示しています。
エディション・ワークスの企画作家からは、辰野登恵子、日高理恵子が参加しています。
画家が絵について考えていることを聞きながら収蔵されている代表作を見られるという、興味深い展示です。
是非足をお運び下さい。
● 『プレイバック・アーティスト・トーク展』
2013年6月14日(金)〜8月4日(日)
東京国立近代美術館 東京都千代田区北の丸公園 3-1 TEL.03-5777-8600
++++++ 企画作家 活動ニュース ++++++
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青木野枝 Noe Aoki |
青木野枝が参加している青森県立美術館『青森EARTH2013「素晴らしい新世界 - 再魔術化するユートピア」』が開催中です。
この展覧会は東日本大震災から復興と再生へと向かう東北の未来を、北東北の縄文文化の雄大な宇宙観をベースに、現代美術の作品と美術館の収蔵作品で表現しようというものです。この展覧会は「揺れる大地 - われわれはどこに立っているのか」をテーマに開催される第2回愛知トリエンナーレとの連携・協力で開かれています。
出展作家 第1部 青木野枝/今井俊満/風間サチ子/成田亨/森万里子/棟方志功/豊島弘尚
第2部 クリスチャン・ボルタンスキー/児玉幸子/チームラボ/柳井信乃
● 青森EARTH2013「素晴らしい新世界 - 再魔術化するユートピア」
2013年6月15日(土)〜9月1日(日)
青森県立美術館 青森市安田字近野 185 TEL.017-783-3000
++++++ 企画作家 活動ニュース ++++++
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7月3日からは、福岡市のヤマネアートラボにて個展『青木野枝 版画と小品彫刻』が始まります。彫刻の小作品と版画による個展です。展示される銅版画は『水天』シリーズ、『玉曇』シリーズと、大型版画を含む充実した内容です。北九州では初めての版画展示となりますので、お近くの方は是非足をお運び下さい。
−ヤマネアートラボ 山根康愛 氏のコメント−
鉄の彫刻家青木野枝さんの福岡では初めての展覧会です。
青木さんといえば小柄な女性でありながらいつも巨大な鉄の立体作品で私たちの度肝を抜く、と言う感じで見慣れてきましたが、今回は鉄の作品は小品だけにとどめ、メインは版画の作品での展覧会です。
これまでに作った版画作品中最大の「水天1」を中心に「水天」シリーズ全14点中13点(「水天14」は売り切れ)、と「玉曇」シリーズ全7点に、プラス鉄の小品3点を展示します。
青木さんの版画は技法的には銅板、木版、リトグラフと全てのテクニックを駆使して(絵面の)内容にふさわしい技法を選択して制作していますが、今回は銅板の技法で制作されたものだけをピックアップしました。なかでも1m×1mという大きな銅板に挑んだ1点「水天1」は圧巻です。大胆さと繊細さを兼ね備えた作品は、あたかも青木さんの大きな鉄の作品世界へと誘われるような錯覚に陥りそうです。 |
そして、その前日、7月2日から静岡県掛川市の資生堂アートハウスにて、『夏に探す 絵画の中に、彫刻の中に』と題されたコレクション展が始まります。1990年代以降のに資生堂が後援してきた作家の作品を集めた展覧会です。
収蔵されている青木野枝の木版画『薬玉』シリーズと、屋外の大型彫刻2作品がご覧いただけます。
そして辰野登恵子のペインティングも展示されます。その他、堂本右美、奈良美智、丸山直文、世良京子、伊庭靖子、百瀬寿らの作品が展示されます。
● 『青木野枝 版画と小品彫刻』
2013年7月3日(土)〜8月31日(土)〈8月11日(水)〜20日(火)は夏期休業〉
ヤマネアートラボ 福岡市博多区博多駅前 3-9-5 チサンマンション博多第一 1005 TEL 092-472-6555
●『夏に探す 絵画の中に、彫刻の中に』
2013年7月2日(火)〜9月23日(月)
資生堂アートハウス 静岡県掛川市下俣 751-1 TEL 0537-23-6122
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津上みゆき Miyuki Tsugami / 辰野登恵子 Toeko Tatsuno / 青木野枝 Noe Aoki |
倉敷の大原美術館分館にて、同美術館が今世紀に入ってから収蔵した日本の現代美術作品を中心に一挙展示する『Ohara Contemporary』が開催されています。活躍する50名の作家の作品の中、辰野登恵子、津上みゆきの大作油彩画が展示されています。
有燐荘で開かれていた青木野枝の『ふりそそぐもの』は終了しています。
●『Ohara Contemporary』
2013年4月20日(土)〜7月7日(日)
大原美術館 岡山県倉敷市中央1-1-15 TEL 086-422-0005
++++++ 企画作家 活動ニュース ++++++
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『Ohara Contemporary』津上みゆき(左2作品)と辰野登恵子の油彩画 |
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津上みゆきの木版・銅版画 |
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辰野登恵子の銅版画 |
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東恩納裕一・鷹野隆大 Yuichi Higashionna・Ryudai Takano |
Yumiko Chiba Associates Viewing room shinjukuにて開催された東恩納裕一と鷹野隆大による版画作品展『Works by Edition Works』。
そこで発表された両作家の各シリーズの作品ページをアップしました。以下をご覧下さい。
又、これらの作品はネットギャラリー GALLERY TAGBOAT でもお取り扱いが始まりました。そちらからもご購入頂けます。
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東恩納裕一のデジタルプリント (ミクストメディア)はこちらから |
鷹野隆大のシルクスクリーンはこちらから |
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ご注意 ++++++ 企画作家 活動ニュース ++++++ の表示のある記事は、作家の活動ニュースをお伝えするものです。展覧会等の内容や期日、販売に関する詳細は直接主催者にご確認下さい。展覧会の全部又は一部にエディション・ワークスが関係している場合はこの表記はありません。 |
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〈 復興支援 Edition R 〉 |
Edition R の R は Rebirth (再生・復興)の R 。アーティストのご賛同、ご協力をいただき、寄付を目的とした版画シリーズを制作、販売しています。
2013年6月27日、皆様のご協力により第6回目の寄付を実行することが出来ました。詳しくは以下をご覧下さい。
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