復興支援 『 Edition R 』
|
|
|
vol.1 津上みゆき『4:29 p.m., 11 Mar., 2012』 |
vol.2 青木野枝『空の水』(完売) |
|
|
|
|
vol.3 金田実生『連続』 |
|
|
版画工房エディション・ワークスは復興支援プロジェクトの一つとして、Edition R 〈 R は Rebirth ( 再生・復興)のR 〉 という版画シリーズの制作しています。アーティストにご賛同、ご協力を頂き、寄付を目的に版画作品を制作し、販売するものです。
Edition R をスタートさせるきっかけとなったのは、2012年1月に被災地を広く訪れ、その被害の甚大さを改めて目の当たりにしたことでした。あまりに遅きに失していると思いつつ、でもむしろ一年を過ぎようとしていた時期だからこそ、皆で心に留め、支援を継続していく必要があると考え始め、2012年2月に活動をスタートしました。
版画工房として出来ること、それはご賛同頂いたアーティストと一緒に作品を制作し、それを販売することでした。作品制作や販売にはアーティスト、ギャラリー等、ボランティアでご協力頂くこととなり、そしてその結果、その思いを持った作品がご購入頂いた方々の元に広がっていくことは、寄付が実現することと同時にとても大事なことだと思っています。
一つの版から、複数の作品が刷られ、それが複数の方々のご協力で販売され、さらに多くの方々にその作品を手にして頂くという版画ならではの方法で、皆の思いと支援を広げていければと考えています。
|
寄付のご報告
2014年3月26日、あしなが育英会 東日本大地震・津波遺児支援に第9回目の寄付(¥64,000)を行いました。
これにより寄付の合計金額は¥1,103,200となりました。
主旨にご賛同いただき、作品をご購入頂いた皆様、そして作品制作と販売にご協力頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
詳細はこちらをご覧下さい。
|
2012年2月から準備を始め、一年半が過ぎました。その間に75点の作品をご購入頂き、合計96万以上の寄付を実行することが出来ました。
販売のご協力も、10軒を超えるギャラリー、ショップ、美術館に広がって参りました。
そして、この寄付はエディション・ワークスが代表して行っていますが、作品ご購入頂いた皆様のお気持ち、ご寄付が集まったものです。
来年もこれら3作品に加え、新しい作品も制作し販売していく予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
復興支援 Edition R vol.1 |
クリックすると大きな画像が表示されます。
アーティスト 津上みゆき
タイトル 『4:29 p.m., 11 Mar., 2012』
エディション:50
A.P. : 3, P.P. : 1, B.A.T. : 1, H.C. : 1
技 法 :銅版画 (スピットバイト、2版4色)
用 紙 :Somerset Soft White
イメージサイズ :160×125mm
シートサイズ :275×340mm
価格 :シート ¥16,000(税込)
額代 ¥4,000(税込)
梱包・送料 ¥1,000 (税込) |
作品代金(上記シート価格)は材料費等最低限の経費を除いた、80%(¥12,800)をあしなが育英会 東日本大地震・津波遺児支援へ寄付させていただきます。
尚、寄付は一定期間毎に集計し、Edition R を主催する有限会社 エディション・ワークスが代表して行います。
寄付の状況についてはエディション・ワークスのホームページにてご報告させていただきます。 |
|
お申し込みはメールかFAX(042-489-9902)にてお申し込み下さい。
尚、この作品の販売に当たっては、以下のギャラリー、美術館にご協力を頂いています。
ギャラリー・ハシモト(東京 / 東日本橋)
Mizuho Oshiro ギャラリー(鹿児島市)
ギャラリーなかむら(京都市)
三岸節子記念美術館(愛知 / 一宮市)
工房 IKUKO(岡山 / 倉敷市)
大原美術館ミュージアムショップ〈分館のショップに展示〉(岡山 / 倉敷市)
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(東京 / 水天宮前)
〈順不同〉
額縁協力:みの木工所
ご協力いただけるギャラリー、ショップを募集中です。ご興味がありましたら是非お問い合わせ下さい。
|
|
この作品は2012年3 月24 日、「道のカフェ@気仙沼大島」で開催された銅版画ワークショップにて先行して発表されました。正式発表となったギャラリー・ハシモトでの個展では、津上が震災当日の2011年3月11日に描いたスケッチ(右イメージ)が展示されました。そして『4:29 p.m., 11 Mar., 2012』は震災から丁度1年を経た、2012年3月11日のスケッチを基に制作した作品です。この作品に対しての思いを綴った作家コメントがこちらからご覧いただけます。 |
|
|
|
復興支援 Edition R vol. 2(完売) |
クリックすると大きな画像が表示されます。
アーティスト 青木野枝
タイトル 『空の水』(完売)
エディション:50
A.P. : 3, P.P. : 1, B.A.T. : 1, H.C. : 1
技 法 :銅版画 (エッチング、1版1色)
用 紙 :Somerset Soft White
イメージサイズ :172×245mm
シートサイズ :310×380mm
価格:シート ¥16,000(税込)
額代 ¥4,000(税込)
梱包・送料 ¥1,000 (税込) |
作品代金(上記シート価格)は材料費等最低限の経費を除いた、80%(¥12,800)をあしなが育英会 東日本大地震・津波遺児支援へ寄付させていただきます。
尚、寄付は一定期間毎に集計し、Edition R を主催する有限会社 エディション・ワークスが代表して行います。
寄付の状況についてはエディション・ワークスのホームページにてご報告させていただきます。
|
|
皆様のご協力を持ちまして完売となりました。ありがとうございました。
尚、この作品の販売に当たっては、以下のギャラリーにご協力を頂きました。
ギャラリー・ハシモト(東京 / 東日本橋)
Mizuho Oshiro ギャラリー(鹿児島市)
みさき画廊(大分市)
豊田市美術館ミュージアムショップ(豊田市)
gallery21yo-j(東京 / 世田谷)
桜華書林(長野市)
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(東京 / 水天宮前)
〈順不同〉
額縁協力:みの木工所
|
|
作家コメント
岩手県山田町に震災2ヶ月後くらいに行った。
帰ってきて、自分は何を見たのだろう、と思った。あまりに巨大な状況のなかで、自分の感じる膜のようなものがどんどん沈んでいった。
何も見えていなかったのだと思う。
けれども、沈澱したものは、後から全容をあらわすのだ。 |
この作品は2012年9月8日、ギャラリー・ハシモトにて展示発表されました。
当日は山本糾氏の個展「Jardin」のオープニングレセプションが開催され、その場を借りて発表されました。
|
|
|
復興支援 Edition R vol. 3 |
クリックすると大きな画像が表示されます。
アーティスト 金田実生
タイトル 『連続』
エディション:50
A.P. : 3, P.P. : 1, B.A.T. : 1, H.C. : 1
技 法 :リトグラフ、4版4色
用 紙 :BFK
イメージサイズ :190×252mm
シートサイズ :310×380mm
価格:シート ¥16,000(税込)
額代 ¥4,000(税込)
梱包・送料 ¥1,000 (税込) |
作品代金(上記シート価格)は材料費等最低限の経費を除いた、80%(¥12,800)をあしなが育英会 東日本大地震・津波遺児支援へ寄付させていただきます。
尚、寄付は一定期間毎に集計し、Edition R を主催する有限会社 エディション・ワークスが代表して行います。
寄付の状況についてはエディション・ワークスのホームページにてご報告させていただきます。
|
|
ギャラリー・ハシモト(東京 / 東日本橋)
損保ジャパン東郷青児美術館(東京 / 新宿)
gallery21yo-j(東京 / 世田谷)
〈順不同〉
額縁協力:みの木工所
|
|
作家コメント
何かを考える。
何かを思う。
誰かが言った一言は、その場限りでそこから消えてしまうように見える。
けれど今は見えないとしても、たとえそれが小さな一言でも、もうこの世界に放たれている。
発せられた言葉、起こったこと、人の想い。
それらは折り重なり、積み上げられ磨かれ、縦横に今と繋がっている。
放たれたものは時の中で連続し、いつでもそこにある。
そしてわからないくらいに少しずつ、しかし毅然と、ものごとの転換をもたらすのではないだろうか。 |
金田実生 |
|
|
|
|