辰野登恵子　シルクスクリーン制作中
2004-09-03
多くの台風を巻き込みながらようやく長かった夏から秋に移りつつあります。皆様いかがお過ごしでしょうか？

この暑い夏の間、東京・京都・鹿児島へと続いた青木野枝の新作版画展は、各地でご好評をいただきながら終了いたしました。
ありがとうございました。

ひきつづき、現在制作中の企画作品は、以下でご紹介する、赤塚祐二・辰野登恵子の２作家です。
新しい展開が楽しみな両作家の版画作品、ご期待下さい。
企画の制作ではありませんが、皆川明氏率いるファッションブランド、
ミナ ペルホネンのポスターを制作いたしました。
版画作品とポスターの中間に位置するような作品で、自然な風合いが美しいポスターに仕上がりました。

この作品は、エル・ジャポンのホームページでご覧いただけます。
詳しくは、下記へお問い合せ下さい。
ミナ ペルホネン
東京都港区白金台5-18-17 3F TEL 03-5420-3766　




技法：リトグラフ・凸版　２版２色
用紙：羊毛紙
サイズ：728ｘ517mm
また、本年も武蔵野美術大学のインターンシップ制度で、夏休みの期間、油絵の３年生１名を受け入れました。
今回で受け入れは５回目ですが、私たちにとっても新たな若い視点を感じることが出来、充実した時間であったと思います。
工房・作家ニュース
赤塚祐二

リトグラフのアルミ版をサンドペーパーで削る赤塚祐二
１０月12日から23日まで開かれるギャラリー池田美術の個展に、現在制作中のリトグラフ３作品を出品予定です。
展覧会にはブロンズ作品など、近年続けて制作している立体作品が展示されますが、同時に壁面にはリトグラフが展示されます。このリトグラフは、現在制作の最終段階に入っており、次回の更新で作品の画像をご紹介いたします。
ギャラリー池田美術　　東京都中央区銀座1-8-8 三神ALビル４F　TEL 03-3567-5080
辰野登恵子
銅版画とシルクスクリーンを制作中です。それぞれの技法の特長を生かしながら空間が動き続けています。各技法、数点の作品を制作・出版する予定ですが、全作品の完成まではまだ時間がかかり、発表時期や、場所については検討中です。
シルクスクリーンと銅版画を平行して制作する辰野登恵子
東京国立近代美術館の所蔵品ギャラリー「近代日本の美術」にてペインティング作品「 UNTITLED 95-9」が１０月３日まで展示されています。
横浜美術館では、横浜美術館コレクション展第２期が開かれており、展示室３「現代日本の絵画」にペインティング作品
「UNTITLED 96-3」が展示されています。１１月１４日までです。
山口藍
８月２１日から台北當代美術館にて開催中の Fiction Love - Ultra New Vision in Contemporary Art に出展中。コミックやバーチャル世界に囲まれた新しい世代に生まれた美術の世界を、アジアの作家を中心に紹介しています。会期は１０月３１日までです。
Museum of Contemporary Art, Taipei　39 Changan W. Rd., Datong District, Taipei
山口藍と shu uemura のコラボレーションとして生まれた shu uemura のクレンジングオイル リミテッドエディションが発売されました。
青山のスパイラルホールでのプレス発表会（７月８日）
クレンジングオイルの
インスタレーション		 植村秀氏とのトーク リトグラフ「あく一花」
制作：エディション・ワークス
講談社フラウ NO.320の表紙が山口藍のイメージで飾られました。また、P.212〜P.217 には「ようこそ、山口藍のネオ・ジャポニズムな世界へ」と題された特集が組まれ、作品、制作風景、日常を幅広く紹介しています。山口藍に興味のある方は是非ご覧下さい。
この後の活動の予定として、１０月１日よりアメリカ、オハイオ州クリーブランドの Shaheen Modern and Contemporary Art にて個展が開催されます。
Shaheen Modern and Contemporary Art　740 West Superior Ave, Suite 101, Cleveland, Ohio
青木野枝
新作版画の展覧会は終了いたしましたが、これからもいろんな形で展示してゆきたいと考えています。また、作品についてのお問い合せはエディション・ワークスまで。
入善町 下山芸術の森 発電所美術館で「空の水」と題された個展が開かれます。会期は１０月８日〜１２月１９日ですが、会期直前１０月５日〜１０月７日には公開制作も開かれます。会場となる発電所美術館はその名の通り、大正時代の水力発電所を改装した大空間です。展示空間にも発電所の構造が部分的に残されており、その特殊な空間の中に青木野枝の作品がどのように展開するのか、ご期待下さい。
入善町 下山芸術の森 発電所美術館　富山県下新川郡入善町下山364-1　TEL: 0765-78-0621
日高理恵子

９月１日より、北海道の中札内美術村 北の大地美術館 にて日高理恵子展「樹」が開催されています。エディション・ワークスで制作した銅版画シリーズ「樹の空間から」のような、樹を見上げた空間ではなく、水平な視点から樹を描いた初期の作品がまとめて展示されています。会期中北海道をご旅行の際は、北の大地美術館をとりまく美しい自然と共に、展覧会をお楽しみ下さい。
10月16日（土）は、午後2時よりアーティスト・トークを予定しております。詳しくは、下記までお問い合せ下さい。
中札内美術村　北海道河西郡中札内村栄東５線　ＪＲ帯広駅から車で４０分 / 帯広空港から車で１５分
　　　　　　　TEL: 0155-68-3003
日高理恵子個展会場　中札内美術村 北の大地美術館　９月１日〜１１月３日（開館時間10：00〜17：00）
作家紹介のページに、いくつかの美術館等でこれまで日高理恵子の作品が展示された様子を掲載いたしました。お楽しみ下さい。
東京国立近代美術館の平成１５年度の収蔵作品として、ペインティング作品「樹を見上げてVII」が収蔵されました。現在、所蔵品ギャラリー「近代日本の美術」にて１０月３日まで展示されています。
笠原恵実子
エディション・ワークスでは笠原恵実子の新しいプロジェクトを準備しています。発表までには２,３年を要することになりそうですが、計画の進行と共にご紹介して参ります。
若林奮
東京国立近代美術館の所蔵品ギャラリー「近代日本の美術」にて彫刻と１００点のドローイングが１０月３日まで展示されています。
ニュース・バックナンバー
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トピックス
2004-07-28 青木野枝 新作発表（Mizuho Oshiro ギャラリー）
山口藍・笠原恵実子　他
2004-06-11 青木野枝 新作発表（アートゾーン神楽岡）　他
2004-05-19 青木野枝 新作発表（ギャラリー池田美術）　他
2004-04-30 青木野枝 新作発表予告他
山口藍 in 鹿児島　東京都現代美術館講習　他
山口藍 デジタルプリント　他
伊藤誠・青木野枝　他
赤塚祐二・山口藍　他
日高理恵子 in 鹿児島　他
日高理恵子 in 鹿児島　他
伊藤誠　他
日高理恵子 in Germany　青木野枝　木版制作
山口藍 in LA
山口藍・赤塚祐二 制作
　
　
これからのホームページ作成や、工房全体の運営方針にも反映させて行きたいと思いますので、ご覧いただいたご感想をお寄せいただければ幸いです。


エディション・ワークス　加山智章