青木野枝
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東恩納裕一
FLOWERS
田中麻記子
Madame Poulpe
2007-09-27
ようやく秋らしいこのごろですがいかがお過ごしでしょうか?
今回もまた5ヶ月ぶりのホームページ更新となってしまいました。
企画作家の動きがたくさんあっただけでなく、企画作品の出版に追いついて更新できず、申し訳ありません。

まずは、
青木野枝銅版画シリーズ「水天」を京都・岐阜で発表し、それに続いて、田中麻記子メゾチント「Madame Poulpe」も鹿児島で発表されました。
そして
東恩納裕一銅版画シリーズ「FLOWERS」が10月19日東京で発表され、11月には鹿児島へと巡回致します。
これらの詳細と各作家の動きは以下でご覧下さい。
工房・作家ニュース
青木 野枝 Noe Aoki
青木野枝韓国ヘイリでの大規模な個展 "Embracing Light : iron"(光を内包する:鉄)に引き続き、活発な動きがあります。
京都、
アートゾーン神楽岡では6月に銅版画シリーズ「水天」全14作品が彫刻やコラージュ作品と共に発表展示されました。
アートゾーン神楽岡での展示風景
そして同時期に一宮市三岸節子記念美術館では「つらなり」と題された展示とワークショップが開催され、彫刻作品と共に大型作品「水天1」「水天14」が展示されました。岐阜県多治見市の山あいにあるギャルリ百草「青木野枝展」では、旧作を含む版画が彫刻と共に展示されています。そちらは終了間近ではありますが、9月30日まで開催中です。
「水天」シリーズは東京銀座で再オープンした
G池田美術study 「青木野枝・赤塚祐二の版画 -画廊コレクションより-」にて展示されます(10月29日〜11月17日《会期変更がありました》)。それと重なり、10月18日から、丸亀市のあーとらんどギャラリーでの「青木野枝展」においても展示されます。
「水天」シリーズはさらに展示の予定がありますので順次お伝え致します。
また、
7月28日〜11月8日の長い期間、府中市美術館では「空の水」と題された公開制作やワークショップ、作品展示が行われています。残念ながら大型彫刻作品の展示(下の画像中央)は終了致しましたが、まだこれから青木の彫刻制作に直接触れることの出来る機会がありますので、是非美術館にお問い合せ下さい。
アーティストトーク 作品展示「空の水 X」 公開制作室
ギャルリ百草 岐阜県多治見市東栄町2-8-16 TEL:0572-21-3368
G池田美術study 東京都中央区銀座8-12-6 小野ビル5F TEL:03-5941-7365
あーとらんどギャラリー 神奈川県丸亀市浜町4番地 TEL:0877-24-0927
府中市美術館 東京都府中市浅間町1-3 ハローダイアル:03-5777-8600
 青木野枝 in Heyri ニュース(4月14日〜5月6日)はこちらからご覧下さい。
田中麻記子  Makiko Tanaka
長い時間をかけて制作された田中麻記子メゾチントのポートフォリオ「Madame Poulpe」がついに発表されました。
鹿児島の
Mizuho Oshiroギャラリー個展「Lesson:1」が9月30日まで開催されており、そこでペインティングと共に展示されています。展示ではファッションデザイナー“ハルコセール”とのコラボレーション・プロジェクト第一弾としてファッションアイテムも販売されており、華やかな雰囲気です。
メゾチント作品「Madame Poulpe」は技法が導き出したともいえる、田中の少し違った側面が表現されており、小さいながら奥深く静かな時間を楽しむことが出来ます。
鹿児島での展示はまもなく終了してしまいますが、これからの展示予定が決まり次第お伝え致します。
Mizuho Oshiro ギャラリー  鹿児島市紫原6-51-25 TEL/FAX:099-813-5460
東恩納裕一  Yuichi higashionna
東恩納裕一銅版画シリーズ「FLOWERS」が発表されます。
制作された版画は、カラフルなペインティングの制作過程をそのまま版画に持ち込み、ペインティングとはネガ/ポジの反転した不思議な光と影を作りだしています。
最初の発表は東恩納のマネージメントオフィスである
ユミコ チバ アソシエツが銀座に移転して開いたビューイングルーム / 銀座です。このスペースでの第一弾の展示となります。会期は10月20日〜11月10日です。またその後、鹿児島の Mizuho Oshiro ギャラリー11月18日〜12月25日開催される「東恩納裕一個展」でもご覧いただけます。
版画作品についての詳細は次回更新でご紹介致します。
また、これらの版画作品とテキストからなる
冊子『FLOWERS(仮)』カワイイファクトリーの企画により出版される予定です。
ビューイングルーム / 銀座 ユミコ チバ アソシエツ内 東京都中央区銀座1-13-9 栄楽ビル 3F TEL:03-5524-2451
赤塚祐二  Yuji Akatsuka
コバヤシ画廊での個展 オープニング風景
赤塚祐二のペインティングの個展が6月、コバヤシ画廊にて開催されました。抽象的な表現よりも、人や樹木などはっきりと具象物が立ち現れてきていて、それは赤塚の絵画に対する先入観をうち消すものとなっています。
青木野枝の欄でもご紹介致しましたが、
「青木野枝・赤塚祐二の版画 -画廊コレクションより-」G池田美術study にて開かれます。会期は10月29日〜11月17日《会期変更がありました》です。エディション・ワークスで制作した、両作家の大作を含む版画群をご覧いただくことが出来ます。同世代の二人のおもしろい対比を見ていただけることと思います。
また、
10月4日〜11月4日鹿児島市立美術館では「絵画の現在(えのいま)-活躍する鹿児島の画家たち-」というグループ展が開催され、そこに参加致します。鹿児島出身の6作家の作品を通して、現在の絵画のあり方を探ろうとする展覧会です。10月28日には赤塚祐二の公開制作「形のもとめかた」も開催されます。
G池田美術study 東京都中央区銀座8-12-6 小野ビル5F TEL:03-5941-7365
鹿児島市立美術館 鹿児島市城山町4-36 TEL:099-224-3400
山口藍 Ai Yamaguchi
山口藍のかきおろし装画が施された柳美里の小説「黒」が扶桑社より出版されました。箱の部分に山口の作品が用いられています。昨年制作した銅版画「とくるかみのひまごとに」と通じるイメージの深みのある装幀です。
 銅版画「とくるかみのひまごとに」こちらをご覧下さい。
ニュース・バックナンバー
ニュース日付
トピックス
2007-04-28 山口藍・青木野枝・田中麻記子個展 他
2007-01-30 日高理恵子個展 山口藍新作版画 他
2006-11-30 赤塚祐二個展 大型木版画制作 他
2006-06-03 青木野枝個展 山口藍 S and O 他
2006-02-05 李禹煥 版画展 池内晶子2人展 他
2006-01-01 日本の知覚展 in Vigo 他
2005-09-22 Geisai#8・前川知美メゾチント 他
2005-06-14 グラーツニュース 他
2005-05-10 辰野登恵子モノタイプ制作・椿会展 他
2005-03-30 青木野枝(練馬区立美術館)他
2005-02-08 辰野登恵子個展(シュウゴアーツ)
赤塚祐二 GATE個展(Mizuho Oshiro ギャラリー)
2005-01-06 辰野登恵子新作発表
赤塚祐二 Gate エディション制作風景 
2004-10-14 赤塚祐二 GATE 青木野枝 発電所美術館 他
2004-09-03 赤塚祐二・辰野登恵子制作風景
ミナ ペルホネン ポスター他
2004-07-28 青木野枝 新作発表(Mizuho Oshiro ギャラリー)
山口藍・笠原恵実子 他
2004-06-11 青木野枝 新作発表(アートゾーン神楽岡) 他
2004-05-19 青木野枝 新作発表(ギャラリー池田美術) 他
2004-04-30 青木野枝 新作発表予告他
山口藍 in 鹿児島 東京都現代美術館講習 他
山口藍 デジタルプリント 他
伊藤誠・青木野枝 他
赤塚祐二・山口藍 他
日高理恵子 in 鹿児島 他
日高理恵子 in 鹿児島 他
伊藤誠 他
日高理恵子 in Germany 青木野枝 木版制作
山口藍 in LA
山口藍・赤塚祐二 制作
 
 
これからのホームページ作成や、工房全体の運営方針にも反映させて行きたいと思いますので、ご覧いただいたご感想をお寄せいただければ幸いです。


エディション・ワークス 加山智章