田中麻記子 Makiko Tanaka |
sign/kehai / hpgrp GALLERY TOKYO オープニング風景 |
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田中麻記子(左) |
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田中麻記子の初めての油絵による個展 sign/kehai が東京・表参道の hpgrp GALLERY TOKYO (エイチピージーアールピーギャラリートウキョウ)で6月1日まで開かれています。
これまでは大型の作品も画材の主体は鉛筆で、田中の頭の中に広がる世界を細かく描き尽くすような表現でした。油絵は以前にも描いていたとはいうものの、個展としての発表は初めてです。今まで鉛筆で描かれていた、やや「あちら側の世界」とも感じられる空想的な世界が、今回の油彩画では突然色彩と実体を伴って目の前に出現しています。感情や心情が強い力を持って解放されているようであり、同時に一つの平面上にしっかりと油絵の具で描ききられていることによってそのエネルギーを閉じこめているようでもあります。今回の展示は田中にとって大きなステップとなることでしょう。
また、油絵には昨年制作したメゾチントと共通する世界が広がっていて、カラフルな油絵とモノクロームのメゾチント「Madame Poulpe」がとても響きあっています。是非、ともにお楽しみください。
hpgrp GALLERY TOKYO 東京都渋谷区神宮前5-2-11 H.P. DECO 3F TEL : 03-3406-0032 |
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東恩納裕一 Yuichi higashionna |
refract! / CALM & PUNK GALLERY オープニング風景 |
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東恩納裕一の個展 refract! が東京・西麻布の CALM & PUNK GALLERY (カームアンドパンクギャラリー)で開かれています。
天井から下がる大型の蛍光灯のシャンデリアや床から立ち上がる光の環、そして本体そのものが光る電気スタンドと、様々な新作に出会うことが出来ます。
その間には比較的大型のペインティングや、シャンデリアをモチーフとしたアニメーションを映し出すモニターなどが配置されていて、ほとんどは日常眼にするものであるにもかかわらず、先入観を裏切る形で組み合わさりながら不思議な空間を作り出しています。
また、昨年制作した銅版画ポートフォリオ「FLOWERS」もご覧頂くことが出来ます。会期は6月5日までです。
<ボンベイ・サファイア プライズ2008>
東恩納裕一は、2008年4月17日、イタリアのミラノ・サローネ会場にて、第6回目となるプロ・アーティストを対象としたアワードである「ボンベイ・サファイア プライズ2008」を受賞しました。
日本人の本コンペティションにおける受賞は設立以来初であり、イギリス出身のアーティスト アニー・キャトレル/Annie Cattrellさんとの同時受賞となりました。
CALM & PUNK GALLERY 東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F TEL : 03-3401-0741
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青木 野枝 Noe Aoki |
青木野枝は上海美術館(Shanghai Art Museum)で個展を5月26日まで開催中です。
また、愛知県佐久島での「佐久島アート・ピクニック」は2009年3月31日まで通年開催中です。森の中や海辺にとけ込む鉄の彫刻作品を美しい自然の中でご覧頂けます。詳しくはこちらから
5月31日〜8月31日、神奈川県立美術館 鎌倉にて「夏の美術館 あの色/あの音/あの光」と題されたグループ展が開催されます。青木は彫刻作品とエディション・ワークスで制作した銅版画「亀池・蓮池」を数点展示します。神奈川県立美術館 鎌倉は鶴岡八幡宮境内にあり、蓮池の水辺に建っています。彫刻や版画のタイトル「亀池・蓮池」の池はまさしくこの池であり、これらの作品が生まれるきっかけとなった場所での展示です。展覧会全体は夏休みにむけた企画で、親子でものを見るおもしろさを楽しむ展覧会となっています。ゆったりとした気分で国内外の作家の展示をお楽しみ下さい。
そして6月14日からは鹿児島の Mizuho Oshiro ギャラリーでの個展が始まります。立体、ドローイング等とともに、昨年制作した銅版画シリーズ「水天」が展示されます。「水天」シリーズは京都、東京、多治見ではすでに展示されていますが、九州では初めてです。九州近隣の方々は是非この機会にご覧頂ければと思います。14日のオープニングパーティではトークも開催されます。
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水天14(左)はイメージサイズ1メートルの正方形、
水天のセットはイメージサイズ15センチの小作品 |
Mizuho Oshiro ギャラリー 鹿児島市紫原6-51-25 TEL/FAX 099-813-5460 |
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笠原恵実子 Emiko Kasahara |
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笠原恵実子が制作した本、「LOOP -Maria &Eva-」 を EDITION WORKS BIBLIO でご紹介いたします。
笠原恵実子はマリアとイヴという両極の女性像に着目し、その二人が循環する不思議な相関関係を蛇腹綴じの本の形で表現しています。1995年に作家自身によって制作された後、はっきりとした形での発表のないままになっていましたが、この度EDITION WORKS BIBLIOの発足に伴いあらためて発表し、販売しています。
また、ART & IDEA から
ART & IDEAの10周年を記念した15名の作家で構成されたポートフォリオ「
Art & Idea Limited Edition Box」がリリースされました。その中にエディション・ワークスで制作した笠原恵実子のデジタルプリント「Setting」も含まれています。現在 ART & IDEA のサイトで笠原の作品画像も含めたスライドショーをご覧頂けます。是非覗いてみてください。
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日高理恵子 Rieko Hidaka |
6月2日〜7月12日、武蔵野美術大学2号館1F gFAL(ギャラリー ファインアート ラボラトリ)にて日高理恵子展が開かれます。
ペインティングの展覧会です。ギャラリーや美術館とはちょっと違った美術大学キャンパス内での展示をお楽しみ下さい。
日曜はお休みですが、6月15日はご覧頂けます。
武蔵野美術大学2号館 gFAL 東京都小平市小川町1-736 TEL : 042-342-6050 (日本画研究室)
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ドライポイント「樹の空間から」はこちらをご覧下さい。 |
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山口藍 Ai Yamaguchi |
山口藍は来年のいくつかの発表に向けて準備中です。版画についても少しずつ新しいプランが動き始めています。進行に伴いお知らせいたします。 |
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銅版画「とくるかみのひまごとに」はこちらをご覧下さい。 |
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ニュース・バックナンバー |
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これからのホームページ作成や、工房全体の運営方針にも反映させて行きたいと思いますので、ご覧いただいたご感想をお寄せいただければ幸いです。
エディション・ワークス 加山智章 |