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佐原和人 Kazuhito SAHARA |
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佐原和人の木版画集「都市拾遺物語」が10月5日から開かれている丸の内カフェ(東京)での個展「都市拾遺物語」にて発表されました。
木版3作品からなり、軽やかに現代都市生活の風景を表現する佐原のペインティングの雰囲気と同時に、木版ならではの質感が魅力的です。また、技法的にも今回初めての試みで実現していて、小振りな3作品とはいえ楽しんでいただけると思います。
版画集としても魅力的なつくりになっていますので、手にとって楽しんでいただきたい作品です。
今回の作品は作家との共同出版に加え、タグボートとのタイアップで実現しました。タグボートにてインタビュー等も掲載されていますので、こちらも合わせてご覧下さい。
「都市拾遺物語」作品ページはこちらから。
●丸の内カフェ http://www.marunouchicafe.com/gallery/index.html
●ギャラリータグボート http://www.tagboat.com/
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東恩納裕一 Yuichi Higashionna |
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今週末10日まで、gallery αM(東京・東神田)にて武蔵野大学80周年記念展「変成態-リアルな現代の物質性」Vol.4 東恩納裕一が開催されています。
おなじみの手法で作り出されたペインティング、蛍光灯シャンデリアなどで構成されていますが、インスタレーション全体の構成がよりダイナックで、強い力を感じさせます。終了間際ですが、是非お見逃し無く。
gallery αM 期間:2009年9月12日〜10月10日
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日高理恵子 Rieko Hidaka |
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9月19日より府中市美術館(東京・府中市)にて「At / From Tamagawa 1964-2009」が開催中です。
神奈川〜東京という大都市を流れる多摩川をモチーフにした、または多摩川を作品発表の舞台とした作品など、絵画・写真・ドキュメント等様々なメディア・作家の〈多摩川〉にまつわる現代美術作品の紹介という、美術館としてはちょっと変わった切り口の展覧会で、当工房企画作家の日高理恵子も参加しています。
展示されている「樹」は日高の卒業制作であり、の木々を水平に見て描かれています。また同時期の『松林(ドローイング)』は多摩川で描かれました。その後日高の作品を印象づける樹を見上げた作品が展開していくその序章とも言うべき作品です。その対比を是非お楽しみ下さい。
また日高は10月15日からザクセン州立美術館銅版画館(ドイツ)、31日から茨城県近代美術館と、今後2つのグループ展も控えています。
ドレスデンの展示は紙の上に表現された日本の現代美術にフォーカスしており、『樹を見上げてVII』(東京国立近代美術館蔵)のほか、銅版画「樹の空間から」の中から2作品も展示される予定です。
●「At / From Tamagawa 1964-2009」9月19日-11月3日 :府中市美術館(東京都府中市浅間町1-3 / TEL 03-5777-8600)
●ザクセン州立美術館銅版画館/茨城県近代美術館のグループ展詳細 http://www.tomiokoyamagallery.com/news/ |
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「樹」 |
「空との距離 VI 」 「空との距離 VII」 |
オープニングで挨拶
する日高理恵子 |
『松林(ドローイング)』 |
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目黒区美術館 / 版画ワークショップ |
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目黒区美術館で開催された「響きあい、連鎖するイメージの詩情 -70年代の版画を中心に」展に伴い、代表加山が4版種(木工・銅版・リトグラフ・シルクスクリーン)の実演と、版画の歴史・展望についての講演とによる版画ワークショップを行いました。
4版種を一気にやってしまおうというのは、参加者の方々の頭が混乱してしまったかもしれず、ちょっと無謀だったかもしれませんが、多少の失敗はありつつも無事まとめて全版種を見ていただくことが出来ました。約40名の参加者の方々の熱心さにあっという間に時間が過ぎ、老若男女を問わず版画に関心のある人たちの幅広さに、これからの版画に対する希望を抱かせていただける一日となりました。
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左から、木版に油性インクを乗せているところ、エッチングプレスで銅版画を刷っているところ、ばれんで水性木版を刷っているところ。 |
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左二つは石版石にクレヨンで描画しているところ、右は銅版と、その版で刷られたもの。どちらも参加者の方に描画していただきました。
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青木野枝 Noe Aoki / 辰野登恵子 Toeko Tatsuno |
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銀座資生堂ギャラリーにて「女性アーティストと、その時代 -資生堂ギャラリー開廊90周年記念展」が開催されてます。1990年代以降に資生堂ギャラリーが紹介した女性作家のうち11名(青木野枝、イワタルリ、北原愛、キムスージャ、サム・テイラー・ウッド、辰野登恵子、西山美なコ、ピピロッティ・リスト、森万里子、米田知子、ローラ・オーエンズ)の新作・近作を展示。合わせてギャラリー90年の歴史を展覧会の記録写真等関連資料で紹介しています。10月18日(日)までの開催です。
資生堂ギャラリー
〒104-0061東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel 03-3572-3951 |
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青木野枝「空の粒 2009-II」 |
辰野登恵子「TWINS」 |
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吉田穂高 Hodaka Yosida |
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三鷹市美術ギャラリー(東京・三鷹)にて「THE YOSHIDA FAMILY展 世界をめぐる吉田家4代の画家たち 〜吉田嘉三郎・博・ふじを・遠志・穂高・千鶴子・亜世美〜」が始まりました。絵画・版画・インスタレーションと、様々な形で自らの表現を追い求めた吉田家4世代の画家7名の作品を、一家の制作における共通のキーワードの一つである〈旅〉をテーマに紹介しています。
当工房で企画・出版しました吉田穂高晩年の大作「赤の壁」「緑の壁」も展示されています。とてもモニュメンタルな作品であるにもかかわらず、その大きなサイズからも、展示されることが少ない作品です。この機会にぜひご覧下さい。10月12日(月・祝日)までの開催です。
● 三鷹市美術ギャラリー 〒181-0013東京都三鷹市下連雀3-35-1 / TEL0422-47-5122
● 吉田亜世美ウェブサイト http://www.ayomi-yoshida.com/ |
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田中麻記子 Makiko Tanaka |
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9月13日から鹿児島のMizuho Oshiroギャラリーにて田中麻記子の2回目の個展「Les sirenes〜人魚さま〜」が開催されています。
“人魚”をテーマとした、大小合わせて20点ほどの油彩画の展覧会です。水の中に潜った、田中の心の中の風景がどのように展開するのか楽しみです。
お近くにおいでの際は是非ご覧下さい。
●Mizuho Oshiroギャラリー 鹿児島県鹿児島市紫原6-51-25 / TEL 099-813-5460 |
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田中麻記子の銅版画「Madame Poulpe」 |
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ニュース・バックナンバー |
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これからのホームページ作成や、工房全体の運営方針にも反映させて行きたいと思いますので、ご覧いただいたご感想をお寄せいただければ幸いです。
エディション・ワークス 加山智章 |